要注意外来人物? [写真・植物]
今日の花もTradescantia。
昨日「Tradescantia blossfeldiana」という花を載せましたが、blossfeldianaは「Blossfeld氏の」という意味だと書きました。
今日またこの花を書くのに調べていたら、実は「ムラサキツユクサ属」を意味している学名のTradescantiaも人の名前で、17世紀イギリスのチャールズ1世の庭師「Tradescant」氏を意味しているそうです。
昔から思ってるけど、西洋人ってのはやたら自分の名前をこういうのに残したがるよね・・・。
(この発言は差別?)
なんだかな~って思っちゃうのは私だけなんでしょうか。
日本的な感覚で言うなら、それって「伊達」とか「粋」とか、そういうかっこよさは無いです。
日本において人の名を冠する物や様式などがあるとすれば、それは本人と関係なく、後世において名づけられたというのが普通じゃないでしょうか。
焼き物の「織部」は古田織部から付いたけど、古田織部自身が「これを織部焼と名づけよう」って決めたわけじゃないでしょ。
茶の湯の「千家」だって千利休が「何某千家と名乗れ」って言ったわけじゃない。
「琳派」だって尾形光琳が組織したんじゃないし。
なんてことは本文と関係ないけど、ちょっと書いてみました。
で、今日のお花。
和名は「トキワツユクサ(常盤露草)」。
うん、可愛いですね。
別名は「ノハカタカラクサ(野博多唐草)」。
こっちの方がどっから付いたんだかって気もしますが。
また「ナンバンツユクサ(南蛮露草)」という名前も見られました。
私はこれでも良い気がします。
ウィキペディア:トキワツユクサの項
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%88%E3%82%AD%E3%83%AF%E3%83%84%E3%83%A6%E3%82%AF%E3%82%B5
色や形はブライダルベールとよく似ています。
でもブライダルベールよりも大きいです。
この日は少し雨が降っていたので、花も濡れていますね。
もっとも「露草」なんですから、濡れてる方がそれっぽいかも?
こんなに可愛いお花ですが、なんと要注意人物・・・じゃなくって、要注意外来生物なんですって。
勿論帰化植物で、昭和初期に持ち込まれたそうですが。
実際私もこれは普通に道端で見ました。
可愛い花が色々見られるのは嬉しいのですが、本来ある自然を壊す要因になっているのか?と思うと複雑な気持ちです。
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>斗夢さん
>おさむさん
nice!ありがとうございました。
by まおにゃ (2010-07-16 20:58)
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nice!ありがとうございました。
by まおにゃ (2010-07-17 12:41)
>ameyaさん
nice!ありがとうございました。
by まおにゃ (2010-07-19 13:46)